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豊見城市の旧海軍司令部壕では6月13日に慰霊祭が行われ、参列者は平和への願いをあらたにしていました。

沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長は「私たちは戦争の悲惨さを知り、そして今日の平和と繁栄が戦没者の尊い犠牲の上に築かれたということを改めて確認し、平和への思いを強くしております」と述べました。

旧海軍司令部壕での慰霊祭は大田實中将が自決した6月13日に毎年開催されていて2020年で50回目を迎えます。司令部壕では旧日本海軍や現地召集された県民、合わせておよそ4000人が自決や戦闘などで亡くなりました。

式典には例年、遺族や関係者らが参列していますが、2020年は新型コロナの影響で規模を縮小し、関係者およそ20人で執り行われました。参列者は献花台に花をたむけ、平和への願いをあらたにしていました。

旧海軍司令部壕で慰霊祭行われる