新型コロナの影響で、4月から休館していた対馬丸記念館が22日再開されました。

40日以上の休館を経て再開した対馬丸記念館。1944年に多くの子どもたちを乗せて鹿児島県悪石島沖で沈没した学童疎開船「対馬丸」の悲劇を今に語り継いでいます。

館では再開に合わせて飛沫防止シートや消毒液を設置するなどコロナ対策を徹底しているほか、展示内容も一部入れ替えました。こちらは生徒の1人がノートに遺したクラスの座席表。犠牲になった子の名前もあります。幼い兄弟が描いた飛行機や船の絵からは、当時の皇民化教育の影響が見て取れます。

対馬丸記念館の枝川健治事務局長は「今回の休館を機に、内容を若干変えまして、展示ケースも一新して、みなさまに新しい資料を見ていただいて、何か感じ取っていたただければと思っています」と話していました。

戦後75年という大事な節目にコロナの影響で平和学習の機会が減ることになってしまいましたが、対馬丸記念館では8月の慰霊祭は予定通り実施したいと話しています。

対馬丸記念館 ようやく再開