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与那原町では大綱曳に先立つ神事アブシバレーが行われ、コロナの収束に向けて祈りが捧げられました。

夏の風物詩与那原大綱曳は今年も8月15日から2日間行われる予定でしたが、新型コロナの影響ですでに延期が決まっています。

吉田鉄太郎記者は「時期は秋にずれても何とか大綱曳を開催したい。町の人たち、大綱曳ファンの思いをのせて実行委員会のメンバーが拝所で祈りをささげています」と話していました。

こうした中、コロナが落ち着いた頃に大綱曳が無事に開催されるよう祈願して、大綱曳に先立つ神事「アブシバレー」が例年通り行われました。

与那原大綱曳実行委員会の山内和実委員長は「新型コロナウイルスが一日も早く終息して皆さんと一緒に力を合わせて綱作り・綱曳をできるようになればと思っている」と話していました。

最後は芭蕉の葉で作られた船を海に流す厄払いが行われました。本来は穀物につく虫を払う意味がありますが、2020年は新型コロナウイルスの収束が祈願されています。

与那原大綱曳については、8月下旬に、秋に開催できるかどうか改めて検討されることになっています。