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ワクワクもしながら緊張もして、実感も少しずつ湧いてきているので、だいぶ緊張してきています。

まずはプロ野球ドラフト会議の話題です。県出身の選手ではプロ志望届を提出した9人や社会人や独立リーグでも運命の日を待つ選手たちがいます。その中でやはり注目なのが、興南高校の宮城大弥選手です。ドラフト直前、今の思いを聞いてきました。

Q刻々とドラフトの時間が近付いていますけども心境はどうですか?宮城大弥選手「ワクワクもしながら緊張もして、実感も少しずつ湧いてきているので、だいぶ緊張してきています」

運命の日、ドラフト会議が近づくにつれ緊張が高まっていると話す宮城大弥。宮城大弥選手「野球を始めたのが4歳の頃で、その4歳の頃から夢は何ですかと聞かれたときに「プロ野球選手です」と答えていました」

プロ野球選手という小さい頃からの夢を胸に、興南へと進学した宮城。1年の時からマウンドを任されチームを2年連続甲子園へ導きました。

さらにU15・18と、日本代表にも選ばれ世界を舞台に活躍。世代を代表する左腕としてドラフト候補に名前が挙がるまでになりました。宮城大弥選手「(世界5位と)残念な結果だったんですけど、それを生かしてまた上のステージで頑張りたいとずっと思っています」

その視線はさらに上のレベルへ。そんな宮城が緊張して待つドラフト会議。宮城を絶賛するあの選手も注目しているかもしれません。

17日に迫ったプロ野球ドラフト会議。その上位候補にも名前の挙がる興南・宮城大弥。その宮城がプレー以外でも話題になったのがこちら。メジャーリーグで活躍中のダルビッシュ有選手が自身のTwitterで宮城を絶賛。

興南の宮城投手いいわぁ。投げ方、球筋、総合的に好きすぎる。俺あんなピッチャーになりたかったわぁ。

宮城大弥選手「うれしすぎてあまり眠れなかったです。あと逆に自分がそういうピッチャーになりたいですと言いたかったんですけど、それはさすがに言えなくて」Qさすがにコメントはできなかった?「震えてできなかったです」

逆に自分がそういうピッチャーになりたいですと言いたかったんですけど、それはさすがに言えなくて

日本を代表する投手に認められるまでになった宮城。その成長は「甲子園」とともにあったと話します。

宮城大弥選手「1年の夏の甲子園のホームランを打たれた場面とか、けっこう頭の中に入っていて、2年の土浦日大戦の満塁の時とかも残っています」

宮城大弥選手「1年の時は恐怖心のほうが多かったので、その時におびえていたせいで打たれてしまったので、悔しい思いだったんですけど2年の夏は楽しみながらというか1年経験していることによって緊張があまりなくて、自分以上の力を発揮できたということで覚えています」

一方で、3年夏の沖縄大会決勝では延長13回を1人で投げぬきましたが、甲子園には届きませんでした。

宮城大弥選手「3年連続を目指していた中で、あと一歩届かなくて非常に悔しいなと感じました」

甲子園を目指し戦い続けた興南での3年間は周りの評価の高まりとともに自身の中でも、夢を大きく手繰り寄せることにつながりました。

宮城大弥選手「(プロ野球は)今は夢というよりは目標というふうに思っていて、そこで終わったらだめだと思うので、そこをスタートラインにしてまた新たな一歩を踏み出していけたら良いなと思っています」

歩んできた野球道はまだまだ先へ。宮城大弥。運命の日に、その名が呼ばれるのを待ちます。