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玉城知事と岩屋防衛大臣が7度目の面談

視察のため沖縄入りした岩屋防衛大臣が玉城知事と9月5日面談しました。玉城知事は大臣に対し、辺野古の中止を求めましたが、それには応じず、岩屋防衛大臣は6日、政府が行う軟弱地盤の改良に向けた技術検討会を開くことを知事に伝えました。

玉城知事と岩屋防衛大臣の面談は今回で7度目、玉城知事は改めて辺野古の新基地建設を中止するよう直訴しました。

玉城知事「政府はやはり一日も早く工事を止めていただいて、そしてしっかりと県側と対話の協議の場を設定すると」岩屋防衛大臣「やはり最終的な解決はですね、普天間基地の機能を移転してあそこを返還してもらうということが最終的な解決につながると」

岩屋防衛大臣はこれまでと変わらず「辺野古が唯一」だとして工事を進める考えを伝え、両者の意見は平行線をたどりました。

また、岩屋防衛大臣は辺野古大浦湾の埋め立て予定海域に広がる軟弱地盤の地盤改良をするための技術検討会を6日東京で開催することを明らかにしました。

久辺三区の区長らは、移設容認の条件としている個別補償や地域振興の早期実現などを要望

知事との面談の前に名護市長や区長らと面談した岩屋防衛大臣。久辺三区の区長らは、移設容認の条件としている個別補償や地域振興の早期実現などを要望したということです。

これに対し岩屋防衛大臣は、区長らに「できるだけやる」とだけ答えたということです。岩屋防衛大臣はその他、在沖アメリカ軍の四軍調整官との面談やキャンプシュワブを視察し、さきほど、東京へと帰りました。