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県民投の結果尊重して 意見書可決

県議会は27日、最終本会議を開き、県民投票の結果を尊重し、辺野古の埋め立て工事を中止するよう求める意見書と決議を賛成多数で可決しました。

自民党の島袋大議員は「我々議会議員になめられているんですよ。知事部局に我々付託を受けた議員なんですよ。議会運営委員会にもいないくせにがやがやするな」と話していました。

県議会最終日の27日は野党自民党の激しいヤジから始まりました。野党は議会の会期中に玉城知事が県外、海外視察に出かけたことに抗議。約30分間、擦った揉んだの状況が続きました。

きょうの本題は、県民投票の結果の尊重と埋め立て工事の中止を求める意見書と決議の採択。与党は県民投票で埋め立て反対の民意が示されたにもかかわらず国が工事を強行していることについて「県民には地方自治も、民主主義も適用されないと言っているに等しい、断じて容認できない」と指摘しました。

採決では、公明と維新が退席する中賛成多数で意見書と決議が可決されました。一方、26日ハワイから帰ってきた玉城知事。記者から留守中に新たな区域で土砂投入が始まったことを質問されましたが、何も語りませんでした。