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辺野古大浦湾に土砂積んだ船到着

辺野古大浦湾に、埋め立てに使う土砂を満載した船が到着しました。

玉城知事は、作業を止めるよう、来週にも上京して政府に訴える考えですが、岩屋防衛大臣は14日の土砂投入予定に変更はないという強気の姿勢です。

船越遼太郎記者は「こちら辺野古の大浦湾です。名護市安和の民間業者の桟橋で土砂を積み込んだ船が、現在こちらで停泊しているのが確認できます」と話しました。

7日午前9時過ぎ、辺野古大浦湾には、名護市安和の琉球セメントの桟橋で土砂を積んだ船など5隻が到着しました。岩屋防衛大臣は「6日夜のうちに移動して、7日朝、シュワブ沖に入域したということであります」と述べました。

辺野古で阻止行動をしている人々は「入れたとしてもまだごく一部ですからね、本当に基地を造らせない闘いというのはこれからだと思います」と話しました。また別の女性は「もっと憤ってほしい。私たちは必ず止めます」と話しました。

ヘリ基地反対協議会の安次富浩さんは「彼らが言う法治国家というのは、都合のいい法律解釈で物事を進めていく。こういうことに対する怒りがあります。政府の焦りに対してしっかり玉城知事が持てる方策で対抗していますから、現場では彼を支える闘いを続けていく」と話していました。

県が琉球セメントに対して、立ち入りを求めていることについて、岩屋防衛大臣は「公共用財産管理規則に基づき工作物への立ち入りについて、文章を受け取ったと報告を受けている。今後の対応は事業者において検討していると述べました。

記者から「その間の作業は止めることはないか」との問いに対して「ございません」と述べました。また、早まる可能性については「開始日を12月14日と届け出ています」と述べました。