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今も受け継がれる「清明祭」の歴史を 二十四節気の1つ「清明」。沖縄本島を中心に行われる「清明祭」の歴史を伝える展示会が那覇市で開かれています。 清明祭は、1768年に玉陵で初めて行われたあと、18世紀後半には士族の間に広がっていきました。 当時の公事帳には久米村の人々によって中国から伝えられた清明祭の記録が残っていて、鶏・魚・豚肉の「御三味」と呼ばれる重箱料理を供えるよう記されているほか、現在に至る重箱では昆布を墓前に向け赤いカマボコを入れることで清明祭はお祝いと位置付けられていることなど興味深い展示もあります。 また、1950年から60年代にかけての各地の清明祭の様子が収められた写真や、門中の清明祭開催が盛大に行われていたことがわかる新聞告知など、清明祭の歴史を知ることができます。 この展示会は那覇市歴史博物館で28日まで開かれています。