第3次嘉手納爆音訴訟 控訴審

嘉手納基地周辺の住民がアメリカ軍機の騒音被害を訴えた第3次嘉手納爆音訴訟の控訴審が福岡高等裁判所那覇支部で開かれました。この裁判は、嘉手納基地周辺の住民およそ2万2000人が国に対しアメリカ軍機の夜間早朝の飛行差し止めと損害賠償を求めているものです。

2017年2月の1審判決で、那覇地裁沖縄支部は騒音によって被害を受けているとして国に対しおよそ300億円の損害賠償の支払いを命じた一方、飛行差し止めについては、第三者行為論を理由に、訴えを退けていて、国、住民側共に控訴していました。

公判前に行われた集会には、原告団のほか、国会議員などが参加し、「静かな夜を勝ち取ろう」と決意を新たにしていました。

新川秀清原告団長は、「(1審で)私たちの願いである、静かな夜をという願いは届きませんでした。しっかりと、私たちのこの思いを勝ち取るまで心ひとつに頑張りぬきましょう」と話しました。

7日の裁判では原告団長の新川秀清団長が法廷に立ち、「この訴訟は爆音を差し止めるだけでなく、戦後沖縄が強いられてきた辛酸を清算するものだ」と意見を述べました。次回期日は2018年1月16日の予定です。