津堅島パラ訓 今年9回目の実施

アメリカ軍は7日午後、うるま市津堅島沖で、パラシュート降下訓練を実施しました。2017年になって9回目です。

パラシュート降下訓練は、午後4時過ぎから始まり、津堅島沖に飛来したMC130から、海に向かって兵士や物資が次々と投下されました。またその後、別のヘリ、H60が近づき、海上のボートから兵士を吊り上げる訓練も行いました。

アメリカ連邦航空局の航空情報によりますと、訓練は7日午後3時から11時の間に実施すると予告されていて、日没後はより危険性の高い夜間訓練が行なわれる可能性もあります。2017年に入ってからの津堅島沖でのパラシュート訓練はこれで9回目。訓練が行われた海域では、本島と津堅島を結ぶ定期船や漁船などが頻繁に航行していて、うるま市など周辺自治体は、「一歩間違えれば重大な事故につながりかねない」と中止を求め続けてきました。

また、同様のパラシュート降下訓練は、2017年、嘉手納基地上空でも6年ぶりに実施され、これまでに夜間も含め3回行われています。

うるま市議会では、これまで7回に渡り意見書と抗議決議を可決し、訓練の中止を求めてきましたが、アメリカ軍は訓練を繰り返しています。市議会では、9日、臨時議会を開き、繰り返される訓練に対する意見書と抗議決議を提案することにしていましたが、その矢先に、再び訓練が繰り返されました。

翁長知事は取材に対し、「まったく県民の気持ちとは裏腹の状況が続いているということは、嘉手納のパラシュート訓練もそうですけど、やるせない気持ちですね。どんなに怒っても抗議しても変わらない状況ですから」と話しました。