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アメリカ軍キャンプ・ハンセン内の安冨祖ダム工事現場で、工事車両や水タンクにアメリカ軍の銃弾によると思われる傷がついていたことがわかりました。銃弾のようなものが発見されたのは、恩納村内の安冨祖ダムの工事現場です。

沖縄防衛局によりますと14日午後、役場からの電話連絡でわかったということです。それによりますと、13日、作業員が停車していた車に傷がつき、付近に銃弾のようなものが見つかり、さらに4月6日にも現場の水タンクに穴が空き、タンク内から長さが数センチ、直径数ミリの銃弾のようなものを作業員が発見、いずれもけが人はなく、銃弾のようなものは、アメリカ軍が現場で回収したということです。

事態を受け、沖縄防衛局は、14日、アメリカ軍に抗議するとともに、原因の究明などを求めました。これに対しアメリカ軍は「正式な調査を始める」とした上で「疑いのある射撃場の使用を14日の段階で停止した」と答えたということです。

キャンプ・ハンセン周辺では過去にもアメリカ軍による流れ弾による被害が発生しています。