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政府は6日朝、名護市辺野古の新基地建設に向けた本体工事に着手しました。

中継・久田友也記者。辺野古の海では、午前8時半すぎから、コンクリートブロックを積んだ台船が、クレーンで土嚢を持ち上げるなどの動きを始めました。現場の水域では地質調査が1か所でまだ終わっていませんが、調査を行う特殊な調査船からは、ロボットカメラとみられる機材が海中に投入される様子も確認できました。

政府が本体工事に着手したことで、基地建設に反対する人たちは猛反発しています。

名護市の稲嶺進市長は、キャンプシュワブのゲート前で、「日本政府は沖縄県民を日本国民としてみているのかと強い怒りを覚えますね」と話していました。

現実に本体工事が始まったことで、県民の反発が高まるのは必至で、基地建設を止めたい翁長知事の今後の対応に注目が集まります。