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戦前の久茂地尋常小学校の遺構が、旧久茂地小学校のグラウンドで見つかりました。

2014年に閉校した旧久茂地小学校跡地では2015年3月から試掘調査が行われていてこの結果、焼けた土の層の下から建物の基礎となる礎石の列が見つかりました。

この規模から、礎石の列は1944年の10・10空襲で焼失した久茂地尋常小学校の遺構と見られています。

礎石のほかにも、排水溝や水場の跡、また久茂地の「久」の字が記された湯呑の破片なども見つかっていて、那覇市文化財課によりますと尋常小学校の遺構が見つかったのは初めてで今後の調査で、当時の尋常小学校の様子を物語る手がかりがさらに発掘される可能性もあるということです。