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センダンの抗がん作用を解明

沖縄に自生するセンダンが、がん細胞を殺す仕組みについて県内の研究機関が発表を行いました。

11月11日、国立病院総合医学会で生物資源研究所の根路銘国昭所長は「センダンの抽出液というのは(調査した)39種類のがん細胞と70種類のがん細胞を全部殺しました。こんな抗がん物質は見たことがない」と発表しました。

根路銘所長らは2004年にセンダンの葉に、抗がん作用があることを発見。

その仕組みを研究し、このほどセンダンの葉から抽出した成分によって、がん細胞が自らを分解する自食作用を促すことを突き止めたということで、がん治療の効果に期待が高まっています。