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那覇市の石田中学では地域の人と成人式を創りあげる新成人の姿がありました。

成人式4日前、明かりがついた教室。

石田中学出身の新成人たちは手作りの心に残る成人式を作りたいとこの1年間、準備をしてきました。

実行委員の副委員長上里春香さんは高校の時、難病の膠原病と診断され時折、体調が悪くなることもありましたがみんなで成人式を作り上げたいと、実行委員を買って出ました。上里さんは「実行委員長とみんなでこんなの合ったらいいねって思いつき発想でポーンってでて」どういう風にしてやるのと尋ねると「こんなのです」と話していました。

そして成人式前日、式の会場となる体育館には新成人の父母や地域の人たちの姿も、ありました。椅子を並べたり花を飾ったり新成人の門出をいっしょに祝おうというのです。また実行委員会の方もこの1年、中学校周辺を生徒と一緒に清掃するなどで地域へ感謝の思いを伝えてきました。実行委員の副委員長上江田慎さんは「那覇で1番の沖縄で1番の成人式、日本で1番の成人式だと思うんで絶対にみんなの記憶に残るような式にしたいと思います」と言います。

そして迎えた成人式。上里美香さんが「平成28年石田中校区成人式式典を開催いたします」と開会のあいさつをして成人式が始まりました。式では、青年会がエイサーを披露。新成人を祝いました。檀上で新成人は「お父さんとお母さんのような素敵な大人になれるようきょうこれから大人への第一歩として頑張っていきます。」と話していました。

地域の人たちに感謝しながら作り上げた成人式。副委員長の上里さんの表情も晴れやかでした。「みんな楽しんで頂けたみたいでほんとに良かったです。ここを機転にみんなにもっと色んな所で活躍していって欲しいなって思います」と話していました。