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15-01-13-07

大勢の乗客を乗せた大型旅客船の事故を想定し対応する訓練が那覇市で行われました。

この訓練は大型旅客船やクルーズ船の寄港回数が増加していることから第11管区海上保安本部が県警や消防、県など14の機関が合同で初めて実施したものです。

訓練は乗客およそ200人を乗せた大型旅客船が浅瀬に座礁し負傷者が多数いるとの想定で行なわれました。

訓練では「歩ける方いませんか、歩ける方」と船内捜索の様子が公開されました。船舶の座礁は沈没や船内火災の危険性と隣り合わせとあって訓練でも、迅速に乗客や負傷者を船の外に運び出し医師や看護師が処置を施していました。

海上保安本部では訓練を通して各機関が情報をきちんと共有できるよう連携を強化したいとしています。