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2015年度の沖縄振興予算について検討する自民党の沖縄振興調査会が、8日、党本部で開かれました。来年度予算は概算要求から減額される見通しです。

8日の沖縄振興調査会で、山口沖縄担当大臣は振興予算獲得に意欲を示したものの「財務省との折衝は非常に厳しい」と述べ、2015年度の概算要求3794億円の満額回答を得るのは困難との見方を示しました。

例年、この席には県知事が出席していますが、自民党は今回、翁長知事を呼びませんでした。

自民党沖縄振興調査会の猪口邦子会長は「自民党組織としては、自民党県連という機関があるので、まず県連からの要望を受けて沖縄振興調査会は、まずは動く」と話し、また、島尻安伊子事務局長は「以前も、こういう時に知事の出席を要求していたということはないので、特にお断りしたということではないと私は思っております」と話していました。

今回、知事が出席できなかったことについて、県民は「知事が替わったからって冷遇されることってないんじゃない」「感情的に国政がされるっていうのはちょっと許せないですよね」「そうなると思った」「知事選でね基地反対したでしょ。中央としたら、年間の交付金も大きいしね、沖縄は」「会えなかったって事でとても残念ではある。たとえ党派が違ってもね、県民の事考えて少しは話聞いてほしかった」と話していました。