政府が基地建設を押し進めている名護市辺野古の近く、二見以北の5つの区の区長らが、仲井眞知事に対し、インフラの整備などを求めました。二見区・宜壽次区長は「移設工事を行うにあたっては安全対策に万全を期し、住民生活への支障がないよう特段の配慮を頂きたい」と話しています。

要請を行ったのは、名護市の二見区、安部区など二見以北の5つの区の区長らで仲井眞知事に対し、要請文を手渡しました。文書には道路や農業施設の整備を始め、マイクロバスの導入や公衆トイレの設置、また基地内で雇用する際、地元優先に採用することなど多岐にわたる要望が盛り込まれています。

二見区・宜壽次区長は「普天間代替施設の建設着工と言う中で、そういった要請しましょうということです」「やっぱりそれぞれ考えがありますし、住民も区もそうなんですけど、やっぱり反対もありますし、この影響をどうして解消していくかという部分もありますので。両方の考え方が二見以北にはあります」と話します。

一方で、基地建設に反対する二見以北10区の住民からは5人の区長らの行動に複雑な声が上がっています。汀間区・新名善治区長は「(反対活動に)影響はほとんどないと思いますよ。心の底から基地要らないという人が80%以上多分そうだと思うので。」と話し、二見以北住民の会松田藤子共同代表は「聞いてないです。びっくりですショックです」「だって地域を守る先頭でしょ、この方たちはね。そういう方たちが守る方だったらいいんですけど。推進とか条件付きとかね、こういうことでね地域を二分するんですかね?」と話していました。