台風18号は4日から5日にかけおよそ17時間にわたり南北大東島を暴風域に巻き込みました。大東島地方では特にサトウキビなど農作物への被害が大きく、これまでの調査で被害額は8800万円に上っています。

6日の県のまとめによりますと、台風18号によるけが人は1人で、3日、南大東島で台風対策をしていた50代の男性が屋根から落ち腰やうでに軽いけがをしました。

南大東島ではこのほか村営住宅のボイラーや車庫の倒壊、また道路標識が根元から折れる被害も確認されています。また、最大瞬間風速45.3メートルを観測した北大東島では車庫や工場の屋根の一部が壊れたり、村道の街灯が折れるといった被害が出ました。

避難者は両村を合わせ最も多い時で10世帯、15人、また、およそ300世帯が停電しましたが、6日現在すでに復旧し避難者は全員帰宅しています。

一方、農産物の被害は、総額で8800万円を超えました。そのすべては島の基幹作物であるサトウキビへの被害で、折れたり、葉が傷ついているということです。

さらに、台風通過後の雨の量が少ないことから引き続き塩害などの被害も懸念されます。県によりますと、陸揚げしていた漁船が倒れたりするなど、一部の被害の調査がまだ完了していないことから、今後、被害額は増える見通しです。

一方、台風18号は6日午後、本州を縦断していて那覇と羽田を結ぶ便を中心に6日だけで45便が欠航、およそ8600人余りの利用客が変更を余儀なくされるなど生活への影響は続いています。