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沖縄戦当時に本島北部の収容所で埋葬されたとされる遺骨を収集してほしいと、遺骨収集ボランティアの代表が県に対し要請しました。2日に要請を行ったのは、遺骨収集ボランティアガマフヤー代表の具志堅隆松さんです。

要請では沖縄戦当時、疎開や捕虜で多くの県民が金武町や宜野座村などの北部で収容され、劣悪な食糧事情やマラリアの流行などで多くの人が亡くなったと指摘。収容所の近くには埋葬所があったとの記録もあることから、戦後70年事業としてそういった埋葬地での遺骨の調査と遺族への返還を求めています。

県の担当者は「上司に報告したい」と述べるに留まりました。

また、名護市辺野古のキャンプシュワブ内にも埋葬地があったという記録があることから、具志堅代表は県の海岸防災課に対し、辺野古の埋立て承認のやり直しも求めています。