草柳アナウンサー「きのう未明、名護市辺野古のキャンプシュワブでは、基地建設に伴うボーリング調査に必要な資材が大量に搬入されました。倉持トラック42台分という積み荷のほとんどが作業を前に、海に浮かべられるブイやフロートでした。深夜の搬入劇をまとめました。」

石橋記者「午前1時を過ぎました。荷台にブルーシートをかけた大きな資材を積んだトレーラーが次々と港を出発していきます。」

トレーラーはそのまま深夜の高速へ。およそ1時間で名護に到着しました。

島袋記者「午前2時半過ぎ、キャンプシュワブのゲートの中に大型のトレーラーが次々に入っていきます。」

深夜の搬入とあって、日中ゲート前で反対の声をあげている市民らもおらず。途中で異変に気付き現場に駆け付けた男性が搬入をやめさせようとトレーラーの前に飛び出し、警察に止められる場面もありました。

ヘリ基地反対協安次富浩共同代表「もう悔しくて、本当に情けなさと入り交じって、何というか憤りが充満しているよ。心の中は。いつも政府はこういう姑息な夜討ち、早朝とかということをやる。」

駆け付けた男性は「情けなくなるし、悔しい。日本政府のやることは沖縄の人の心を踏みにじっている。」

駆け付けた女性は「きょうで終わりじゃないでしょ。ずっとノーと言い続ける。ずっと言い続ける。こんなやり方だめだよ。」

草柳記者「辺野古崎の先端部分、解体中の建物のすぐ横に大型トレーラー9台が並んでいるのが確認できます。オレンジ色のフローとのようなものがクレーンでトレーラーから下ろされ、地面に並べられています。」

小野寺防衛大臣「すでにボーリング調査についての県の了承をいただいているので作業のスケジュールで進むことだと思う。」

草柳アナウンサー「取材した島袋記者です。物々しい搬入の様子でしたが、埋め立てに向けた作業がいよいよ始まってしまうということなんでしょうか?」

島袋記者「こちらにボーリング調査に向けた動きをまとめました。政府は今月1日に陸地部分の工事に着手。そして同じ日に、立ち入り制限水域の拡大を決定し翌日には告示しました。」

また先週17日には県が沖縄防衛局から出されていたサンゴなどの「岩礁破砕」の許可について県は許可を出さなくてもいいとする決定を出していていよいよ海の作業が始まるのかとみられていたんです。

倉持アナウンサー「42台分というあの積み荷はブイやフロートということなんですが、どんな風に使うんですか?」

島袋記者「こちらが辺野古崎の地図なんですが、一番外側が立ち入り制限水域。そしてグレーの部分が埋め立て予定地で、その内側、工事を始めるところにブイやフロートが設置されるものとみられています。2004年のボーリング調査のとき、政府は反対する人たちの船に作業を阻まれ、断念した経験があります。今回は何としてでも推し進めるという政府の姿勢が見えます。」

草柳アナウンサー「県内では多くの人が反対していますよね、海上での作業はいつごろ始まりそうですか?」

島袋記者「注目されるのが仲井眞知事の出馬表明の時期です。対抗馬として、辺野古反対を掲げる翁長那覇市長の名前が挙がっている中、政府としては計画を一歩でも先に進めることで誰が県知事になっても基地建設は進められるのだという状況をつくっておきたいそんな意図がうかがえます。仲井眞知事の表明会見は来月早々といわれていますから、それまでに作業を始めるのではないかとみられます。」