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被爆80年となる2025年、原爆写真の保存に取り組む団体が那覇市で写真展を開いています。この写真展は、写真家でつくる市民団体「反核・写真運動」が主催するもので、沖縄では初めての開催です。

団体は、広島や長崎での被爆直後の様子を撮影したおよそ1000点の写真を託され保管してきました。今回は、これまで写真展に出されていなった15点を加え、116点が展示され、熱線でやけどを負った被爆者や救護所の様子などが展示されています。

反核・写真運動小松健一事務局長は「27人の作品が並べられていますけど、それを肌で感じてほしい。80年経った前の記録がこれなんだとリアルに沖縄の人たちに見てほしいという思いがあります。特に若い人たちに見てほしいと思っています」と話しています。

写真展は8月3日まで那覇市民ギャラリーで、5日から名護市でも開催されます。