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県議会百条委員会は14日、知事の埋め立て承認について、与野党それぞれの調査結果を盛り込んだ最終報告をまとめました。

百条委員会は2014年2月に設置され、名護市辺野古の基地建設に向け、仲井眞知事が埋め立てを承認した経緯について調査してきました。

最終報告では、調査結果について与野党で評価が分かれたため、両方の意見を記載。知事の埋め立て承認に対し、与党が「埋め立て承認は、公有水面埋立法にのっとり、丁寧に作業されており、手続きに不備、瑕疵は認められない」と評価する一方、野党は「地元自治体の意思をまったく無視し、説明責任を果たさない傲慢で不透明な判断」だとして、承認を撤回するよう求めています。

當間盛夫委員長は「両論併記という事で、野党の皆さんの意見と与党の皆さんの意見という事が両方出てきますので、そのことをしっかりと県民の皆さんが議論して判断してもらえればいいのかなという風に思ってます」と話します。

調査結果は、15日の6月定例会最終本会議で報告されます。