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運転免許証の裏面で臓器提供の意思表示ができることを呼びかけようと、臓器移植の意思を示すグリーンリボンがデザインされたステッカーがレンタカー会社に贈られました。

グリーン・リボンは移植医療に対する理解と支援を象徴するもので、それがデザインされたステッカーには「免許証の裏で意思表示」と記されています。

2010年の秋以降に発行された運転免許証の裏面には臓器提供をする・しないの意思表示をする欄があり、意思表示をしているのは6.3%だということです。

県保健医療福祉事業団の伊野波盛一主幹はフジレンタカーを訪れ、仲村富吉社長に対し、およそ600台分のステッカーを贈りました。

フジレンタカー・仲村富吉社長は「このステッカーをご覧になっていただいて、これ何だろうと、みなさんがお聞きした時に説明をして、徐々に意識を浸透させていければ」と話します。

日本臓器移植ネットワークによりますと、現在移植を待つ人は全国で1万3600人余りで、県内では264人が移植登録をしています。保健医療福祉事業団ではこの取り組みが臓器提供について考え、意思表示のきっかけになればと話しています。