※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo>

4月28日の政府の「主権回復の日」の式典を問うフォーラムが、25日那覇市で開かれました。フォーラムでは、翁長那覇市長や大学教授など5人のパネリストが、「主権回復の日」についてそれぞれの考えを話しました。

翁長那覇市長は「沖縄の心を白か黒かで踏み絵を踏ますかのように(式典を)やることは、私は沖縄に対する配慮だとは全く思っておりません」と話していました。

また元外務省官僚の佐藤優さんは、政府に対し「全くの思いつきで開かれるもので、何の戦略もみえない」と指摘しました。

また、沖縄戦の体験者や有識者で作る9条の会は安倍政権の憲法96条改正の動きについて、戦争のできる国に逆戻りさせようとしていると強い懸念を示しました。そして主権回復の日式典は、「沖縄切り捨ての確信犯である」と沖縄大会で、抗議の声を上げたいとしています。