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与那国島への自衛隊配備問題について、沖縄防衛局の武田局長は用地交渉の進展が見られない場合、部隊配備計画の見直しを検討せざるをえないとの考えを示しました。

与那国島への自衛隊配備を巡っては防衛省が与那国町に対し、およそ26ヘクタールの用地の年間賃料として、最低500万円を提示したのに対し与那国町側は、賃料1200万円、基地を引き受ける「迷惑料」およそ10億円を請求したため、条件が折り合わず交渉がこじれています。

これに対し、沖縄防衛局の武田局長は25日の記者懇談会で「与那国町長がいわゆる迷惑料、市町村協力費にこだわるのであれば当面の間防衛省から積極的な交渉を控えざるを得ない」と述べ交渉が進展しない場合は、部隊配備見直しを検討せざるを得ないとの考えを示しました。