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高齢者にわかりやすく交通ルールを学んでもらおうと、20日、南城市でウチナーグチによる交通安全講座が開かれました。

与那原警察署が主催した交通安全講座には南城市の知名老人会のお年寄りおよそ30人が参加。久手堅駐在所の小度巡査部長は、趣味の沖縄芝居仕込みのウチナーグチで交通安全を呼びかけました。

「気ぃちきらな、車やあったに止まらんどー」さらに、夜、外出する時は反射材などが付いた衣服を着用することや道路を横断する際は、左右をよく確認し、横断歩道のある場所を渡ることなどお年寄りに多い事故に対して注意を呼びかけました。

講座に参加したお年寄りはそれぞれ「安全対策をもっとみんな認識して、年寄りはお話を身に染みて聞かないと。年寄りの事故が多いでしょう」「歳いったらもう特に、目も悪くなるし耳も悪くなるからね。気をつけておかんと大変です」と話していました。

2012年に起きた県内の交通事故死亡者数は、7月18日現在、20人でこのうち5人が65歳以上の高齢者だということです。