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東日本大震災の津波で流されたとされる漁船が1800キロ以上離れた沖縄まで流され、19日に発見されました。

19日午後2時35分ごろ「伊計島と宮城島の内側のリーフに漂流しているボートがある」と中城海上保安部に通報があり、漁船が発見されました。

漁船は長さ6.6メートル、幅1.84メートル、重量が1.73トンあり、伊計港から600メートルほど沖合に転覆した状態で漂流していたということです。

中城海上保安部が調べたところ、漁船登録番号で宮城県女川町在住の62歳の男性が所有するものだとわかりました。男性は「岸壁に保管していたものが、東日本大震災の時に流出した」と話しているということです。

今後の対応について、中城海上保安部は所有者の意向を尊重して決めたいと話しています。