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八重山の珍しい陶芸品の数々を集めた展示会が那覇市の壺屋焼物博物館で開かれています。

八重山地方では1724年に陶芸家の仲村渠致元が琉球王府の命令を受けて八重山に渡り陶芸の技術を伝えたことで陶器の生産が始まったといわれています。

会場には八重山の代表的な焼物パナリ焼きをはじめ仲村渠致元作の県指定の重要文化財粟の模様が描かれた皿、そして、八重山の陶芸の特徴の一つであるひょうたん型の焼物など71点が展示されています。

これらの展示品からは、出土品の研究によってわかってきた八重山の陶芸品の特徴もみてとれます。「致元と八重山古陶」展は8月26日まで開かれています。