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26日、県議会議長に就任した喜納昌春氏について、所属する社会大衆党は、県民の信頼を失墜させる行為だとして、喜納氏を除名する方針を決めました。

県議会の議長人事をめぐっては、議会前日までに、野党中立会派の会議で、野党第一党の社民・護憲から新里米吉議員を擁立することで合意していました。

ところが、議会当日の朝になって、中立の「改革の会」が、自民党や公明党と共に、喜納氏に投票することを決め、その結果、2票差で喜納氏が議長に選出されました。

社会大衆党の比嘉京子副委員長は、喜納氏が事前に何の調整もなく、与党と手を結んで議長となったことは、県民の信頼と期待を著しく失墜させる行為だとして、党を除名する方針だと話しています。

30日開かれる会議で正式に決定するということです。