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5月8日から14日は「はしかゼロキャンペーン週間」です。8日、那覇市でははしかの根絶を目指し市民に呼び掛ける街頭イベントが開かれました。

那覇市で開かれたイベントでははしかゼロプロジェクトの委員長をつとめる知念正雄医師らが県内の発症状況や対策を説明しました。

はしかはインフルエンザに比べ非常に感染率が高く、子どもが感染すると脳炎や肺炎など、命に関わる重大な合併症を引き起こす病気ですが予防接種を受ければほぼ100パーセント発症を防げる病気です。

流行を防ぐためには1歳から2歳の間と小学校に入学する前に予防接種を受ける事が必要とされていますが県内の予防接種率は91.5パーセントと低く今後も流行が繰り返される恐れがあります。

キャンペーン期間中は各地でチラシを配布し予防接種の徹底を呼び掛けるほか12日にはシンポジウムも開催される予定です。