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混乱が続く東村高江区のアメリカ軍のヘリパッド建設現場。先週水曜日にケガ人が出た後も、木、金、そして今日21日と作業は続いています。このままではさらにけが人を出しかねないと、国会議員や市民団体が21日、沖縄防衛局に対し工事の一時中断を求めました。

2月16日にヘリパッドの建設を巡りケガ人が出たことを受け、21日には国会議員や市民団体らが沖縄防衛局に対し抗議と要請文を手渡しました。

この中で「住民が納得できない状態で工事を強行すればケガ人が出るのは予測で来たはずで、管理責任者としての義務を果たしていない」と抗議し、工事の中断を求めました。

また、民主党沖縄県連の瑞慶覧衆議院議員らも沖縄防衛局長に説明を求め、改善策を申し入れました。瑞慶覧長敏衆院議員は「いざこざが起きている中で、工事の強行はよろしくないと申し上げました」と話しました。

一方、高江区には21日も作業員らが現場に現れ、一部作業を進めました。また、高江には21日から警察官が12人配置され「道路交通法の違反がないか」に目を光らせるということです。