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普天間基地の移設計画が膠着状態にある中、移設予定地の辺野古の浜に1月から固定フェンスの設置が進んでいて、2月9日も土のうや重機が運び込まれています。

キャンプシュワブとの境界線に当たる砂浜には長い間、鉄条網が設置されていて「NObase」と書かれたリボンがくくりつけられるなど基地反対の象徴的な存在でもありました。しかし1月、アメリカ軍は老朽化などを理由に固定フェンスに作り替えるとして作業用の鉄の板を浜に打ち込み中の様子が見えにくくなりました。

基地の側の砂浜には大量の土のうや重機が搬入され物々しい雰囲気になっていてます。辺野古に住む浜川正浩さんは、「ここでハーレーをやるんですよ。工事をされると、いろんな行事が難しくなるとおもうんですよ」と怒りを込めて話しました。

この砂浜は、潮干狩りやハーレー競争などで区民に親しまれている場所でもあり、基地建設や埋め立てが決まる前の現状変更に戸惑いの声が上がっています。