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沖縄のアメリカ海兵隊部隊の移転先とされるグアムを視察した県議会議員が、2月9日、視察結果を報告しました。

グアムの視察を行ったのは、玉城義和県議会議員や糸数慶子参議院議員など、8人で、1月下旬に4日間の日程でグアムを訪れ、知事や州議会議員、建設業関係者らと意見交換を行いました。

団長の玉城議員らによりますと、グアムの住民の多くは海兵隊の移転を基本的には受け入れる立場だが、急激な人口増とインフラ整備の遅れなどに対する懸念から、依然、その意見は流動的で、移転実現にはまだかなり時間がかかると感じたということです。

議員らは、視察結果を踏まえ、日米合意の当事者で身動きが取れないアメリカ政府ではなく、アメリカ議会に対して沖縄の現状を訴え、一刻も早く普天間基地の危険性の除去などを働きかけるべきだとしています。