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11月の県知事選にむけ、22日に対応を協議した県建設業協会は現職の仲井真知事、前の宜野湾市長・伊波洋一さんのどちらも推薦しないことを決定、事実上の自主投票となりました。

県建設業協会は22日、会長と副会長、7支部の代表で役員会を開き、仲井真知事と伊波洋一さんから出されていた推薦依頼について協議しました。

協議では役員から「景気低迷で建設業界の経済状況も厳しく、従来のように選挙に協力するのは困難」との意見が相次ぎました。協議の結果、協会はどちらも推薦しないことを決めました。

建設業協会の照屋義実会長は会見で「支部と言う表現で行動することはない。有志の方々がそれぞれ志をひとつにできるという思いで独自の行動を取るとご理解下さい」と述べました。

照屋会長は自主投票ではないと強調したものの「国政のねじれで業界のスタンスも全国的に変わっている」と厳しい状況を説明。会員数6万8000人という県建設業協会が実質的な自主投票に回ったことで、知事選の行方にも大きく影響するものとみられます。