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8月下旬、アメリカのマッカーサー元帥が沖縄に到着。連合国の占領統治にむけ、マッカーサー自身が視察に訪れたのです。

8月下旬、アメリカ軍がすでに占領していた読谷飛行場にフィリピンのクラーク空軍基地から1機のアメリカ軍機が到着しました。

その機体の中からサングラスをかけ丸腰で現れたのは、ダグラス・マッカーサー元帥。連合国軍の最高司令官です。

マッカーサー元帥は軍が手配した車に乗り込みまず、軍の総司令部へと向かいました。

占領統治のために地上戦が終わったあとも沖縄に残る兵士達を激励するため、マッカーサー元帥は滞在中、県内各地の軍の拠点を訪問。その振る舞いや兵士たちの態度からも絶対的な権力を持っていたことが伝わってきます。

マッカーサー元帥はこの後、神奈川の厚木基地に移動。9月2日、東京湾に停泊中のミズーリ号船上で行われた日本の降伏文書調印式に参加し、GHQの最高司令官として絶大な影響力を行使します。