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普天間基地の移設問題を最大の争点に新人と現職の一騎打ちとなった24日の沖縄県の名護市長選挙は辺野古への移設反対を訴えた新人の稲嶺進さんが初当選しました。

当選した稲嶺さんは「13年間の思いを今回の選挙に皆さんがぶつけてくれたそう思っています」と話しました。

民主、社民などが推薦した稲嶺さんは選挙戦で「長年隣同士がいがみ合った苦しい思いに終止符を打とう」と一貫して名護市辺野古への基地移設反対を訴えてきました。

一方、敗れた現職の島袋さんは基地の問題は国が解決するものとして街の活性化を訴えてきましたが有権者の支持を得られませんでした。

この結果は新たな移設先を模索する鳩山総理大臣の判断にも、影響すると見られていてこれで普天間基地の辺野古移設はいっそう困難となりました。