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普天間基地の移設問題が最大の争点となった沖縄県の名護市長選挙は辺野古への移設反対を訴えた新人の稲嶺進さんが初当選しました。辺野古移設はいっそう困難となります。

岸本記者「早々と当選を決めた稲嶺さんの事務所です。本人はまだ到着していませんが、当選の一報に大きなどよめきが起こっています」

喜納昌吉参議院議員は「これは単なる市長選ではなく日本の未来を占う羅針盤ですからね。民主党の中央もしっかり公約(県外・国外移設)を守って欲しい」と話しました。

名護市長選挙の投票は24日午後8時で締め切られこのあと9時から開票がはじまりますが、琉球朝日放送と朝日新聞が実施した事前の情勢調査と出口調査などを総合的に判断して新人の稲嶺進さんが当選となりました。

民主、社民などが推薦した稲嶺さんは選挙戦で「長年隣同士がいがみ合った苦しい思いに終止符を打とう」と一貫して名護市辺野古への基地移設反対を訴えてきました。一方、敗れた現職の島袋さんは基地の問題は国が解決するものとして街の活性化を訴えてきましたが有権者の支持を得られませんでした。

これで普天間基地の辺野古移設はいっそう困難となりました。