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緊急雇用対策事業として検討が進められている那覇市真嘉比での遺骨収集事業を把握するため、那覇市の翁長市長が19日に収集現場を視察しました。

那覇市真嘉比の区画整理地区では、2007年からNPO法人がボランティアで沖縄戦当時の遺骨の収集作業を進めていて、これまでに14体分の遺骨が見つかっています。NPOでは遺骨収集作業をホームレスや失業者を対象とした緊急雇用創出事業として認めるよう那覇市などに要請していて、19日午後、翁長市長が現場を訪れて担当者から説明を受けました。

視察を終えて翁長市長は記者団に「平和への思い、私たちの役割。その中で、現状の金融危機による経済問題、そういったものを行政が一つ一つつなげてやり通すことが大切」と話していました。

事業計画としては2カ月間、55人を臨時雇用することになっていて、那覇市では26日までに計画をまとめて、県に提出することにしています。