※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

西原町教育委員会は個人情報収集の方法が不当と指摘されていた「指導カルテ」を廃止する方針を決めました。西原町教育委員会にはカルテの削除を求めた2件に加え、閲覧や削除を要請する意見がこれまでに数件寄せられています。

委員会は25日に指導カルテのあり方を検討する臨時会議を開き「カルテを作成する際に正式な手続きがとられなかったことは事実であり、現状では保護者との信頼関係が得られない」として西原町内の児童生徒3551人の指導カルテを廃止する方針を決めました。

その一方、委員会では「子どもたちのために職員が何らかの形で情報を共有する必要がある」としていて、現在のような指導カルテではなく、内容を精査し個人情報保護条例に則った形での資料を今後作成する可能性もあると話しています。