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さあ、おしまいは、まだまだマイナー競技ながら、沖縄には隠れたトップレベルの選手がいます。来月の世界大会にも日本代表で選手が出場する「ラート」というスポーツを紹介します。

ラートとは、ドイツで始まった競技でヨーロッパでは人気のスポーツ、体の重心移動を利用して、リングを流れるように動かすこの不思議な動きが魅力です。

湧田くん「最初はラートって知らなくて、くるくる回っているのをみて、自分もやってみたいな、面白そうっていう」

琉球大学のメンバーも、そのほとんどが大学生からラートに挑戦しました。初心者でも十分楽しめるということで私も体験してみることにしました!わたしが体験したのは2本のリングで前後に回転する直転、このほかに一方のリングだけを床に接地させて斜めに回転する斜転や回転するリングに飛び乗り、その上で宙返りなどをする跳躍とラートには3つの種目があります。

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琉大の実力は全国でもトップレベル来月スイスで行なわれる世界大会にも、喜納笑子(きなえみこ)選手、達野(たつの)なるみ選手そして湧田舎大(わくたしゃだい)選手が選ばれました。

特に湧田選手はラート歴1年で全日本大会跳躍の部で準優勝!

湧田さん「目標は世界チャンピオンの先輩である、田村元延さんに勝つこと、」

実は、2年前の跳躍の部の覇者は、今年琉大を卒業し、現在、筑波の大学院で学ぶ田村元延(たむらもとのぶ)選手。湧田選手は、世界大会という大舞台で偉大な先輩に挑みます。選手達に脈々と受け継がれている琉球大学のラートの技術、5月の世界大会の沖縄勢の活躍に大注目です。世界大会は、来月の19日からスイスを舞台に行なわれます。

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