※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

12日に告示されたうるま市長選。厳しい経済情勢の中、候補者達はめざす市制運営の姿をどうアピールするのか。舌戦の1週間がスタートです。

立候補したのは前のうるま市議会議長の島袋俊夫さん(56歳)、元旧与那城町長の具志堅順助さん(67歳)、元県土木建築部長の首里勇治さん(61歳)、糸満市の自営業金城順正さん(49歳)です。

今回のうるま市長選は前回が無投票だったため、初めての選挙戦。事実上、島袋さんと首里さん、具志堅さんの三つ巴の争いとなります。うるま市に候補者の熱い主張が響いています。

有権者「住みよい街にしてほしい。みんな平和に」「老人医療面とか子どもたちのいろいろ費用がかかりますから。そういうものに目を向けてほしいと思います」

うるま市長選は合併後の街づくりが争点。その上で失業率14.6%と県内平均の2倍という厳しい経済雇用環境をいかに改善させるか、各候補者の経済政策も有権者にとっては関心の的となっています。

知念市長の後継として立候補した島袋さん。仲井真県政と連携したうるま市づくりを訴えます。

島袋俊夫候補「中城湾港地区から県の中心地として、このうるま市が経済を振興し、若者に雇用を与え」

合併作業に携わった具志堅さん。将来像を描いた基本計画が進まないことを批判し、自らの手での街づくりに意欲を見せます。

具志堅順助候補「積極的に企業誘致、地元の雇用の拡大、地域経済の活性化に努めてまいります」

首里さんは県職員として38年勤めた経験を生かし、即戦力をアピールして支持を訴えます。

首里勇治候補「優良企業を誘致し、若者たちの雇用の場を確保し、市内の中小企業の足腰をしっかりし、雇用の場を広げていく」

金城記者「市町村合併から4年。各候補者は選挙戦を通じて新しいうるま市づくりの夢と希望をどう市民に示せるのか、有権者はそこを注目しています」