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サッカーの聖地と呼ばれる国立競技場、この夢の舞台ををめざして行なわれた第87回全国高校サッカー選手権県大会の決勝。1点を争う好ゲームとなりましたが、那覇西が知念を下し、2年ぶり10度目の全国大会出場を決めました。

高校サッカー選手権県大会決勝は、組織力で県インターハイを制した知念と個々の技術力に定評がある那覇西が対戦しました。

試合は序盤からやや那覇西ペースで進みます。

一方、知念も隙をついてカウンター攻撃、9番の又吉選手がディフェンダーの裏に飛び出しシュート。そしてこのヘディングにあわせて、果敢にゴールを狙いますが・・・。

ゴールキーパーの那覇西・南風原選手、そして知念・高良選手の好セーブもあり、互いに惜しいシュートはでるものの得点に結びつきません。

しかし後半に入ると、那覇西が攻め込む時間がより長くなります。サイドからの攻撃などを駆使して知念ゴールを脅かし、連続してコーナーキックを獲得。そして4度目のコーナーキックとなった後半10分。

10番・仲田選手がヘディングであわせ、待望の先制点を奪います。

この後もボールを支配し続け、攻撃の手をゆるめない那覇西、粘る知念を相手に最後までゴールを許しません。

結局、那覇西が1対0で知念を下し、県大会最多となる10度目の優勝、そして全国大会への切符を手にしました。

那覇西・仲田一斗選手「(Q:ゴールを決めた瞬間は?)嬉しくて。チームが集中しきれるきっかけだったと思います。(Q:全国大会では?)第一にチームに貢献できるように、なおかつ自分がまた得点にからめればいいです」

那覇西・上原諒也キャプテン「2年間優勝から遠ざかって我慢していたので、ほんとに今日の優勝は嬉しいです。全国でもチーム一丸となって、目標の国立に向けてがんばりたいと思います」

年末年始の風物詩となっている全国高校サッカー選手権は来月30日から行なわれます。夢の国立競技場での試合は準決勝から、那覇西はベスト4進出をめざし全国大会に挑みます。

そして、今日お伝えする予定だった、糸満中OB野球大会は雨のため来週に延期になりました。ご了承ください。