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沖縄戦のさなか、座間味島で集団自決が発生してから26日でちょうど63年が経ちます。島では多くの島民たちが慰霊碑を訪れ、手を合わせました。

座間味島の慰霊碑では島民たちが自主的に花を供えたり、線香をあげたりと亡くなった人たちの供養をしました。集団自決で170人以上が亡くなった座間味島。慰霊碑を訪れた人のなかには、家族6人を亡くした宮平春子さんの姿もありました。

宮平さんは「3月26日は一生忘れることができない日」と話していました。また、集団自決で両親と兄弟を亡くした山城美枝子さんは「戦争が起きるような状況になってほしくない。国を守るためにこれだけの犠牲を出す価値はあるのか」と訴えていました。

この日、多くの家では島の外に住む家族も帰ってきて、親戚みんなで仏壇に手を合わせていました。