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豊見城市にある旧海軍司令部壕跡で13日、戦没者を追悼する慰霊祭がありました。

慰霊祭は、旧海軍司令部の大田実司令官が壕内で自決した6月13日に毎年行われていて、今年は遺族や関係者100人余りが参列しました。

はじめに参列者全員で黙祷が行われた後、司令部壕を管理する沖縄観光コンベンションビューローの仲吉朝信会長が「戦後62年、戦争体験の風化が叫ばれているが、悲惨な沖縄戦を次世代の子どもたちに語り継ぎ、平和な沖縄をつくることが私たちの責務だ」と追悼の言葉を述べました。

この後、参列者は慰霊の塔に菊の花を供え、線香を手向けて戦没者の冥福を祈っていました。県内は6月23日の慰霊の日まで、各地で戦没者の慰霊祭が行われます。