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教科書検定で沖縄戦の集団自決の日本軍の関与が削除されている問題を巡って自民党県連は現在、議員総会を開いて対応を協議しています。この問題については6月19日に開会する県議会で検定の撤回を求める意見書を可決するかが焦点となっていますが、一部の自民党議員から消極的な意見が出ています。

午前11時から開かれている自民党の議員総会でははじめに13日文部科学省の審議官から教科書検定の審議について説明を受けた県議が内容を報告しました。審議官は「沖縄戦の集団自決では軍の関与や責任は確かにある」と軍の関与を認めたものの、検定意見の撤回については委員会の信頼性が失われるとして検定前の表現に戻すのは困難という認識を示したということです。総会は、今も続いていて党としての意見を取りまとめる方針です。