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国内女子プロゴルフツアーの開幕戦!ダイキンオーキッド・レディスゴルフトーナメントには、県勢10人を含む100人のプロと8人のアマチュアの総勢108人が出場。きょうから3日間、南城市の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に女子ゴルファーの熱き競演が繰り広げられています。

そして、今大会、最も注目を集めているのは、やはりこの人!そう、2年ぶりに故郷での開幕戦に挑む宮里藍選手。

先日のハワイ・フィールズオープンで全米自己ベストの3位というお土産を引っさげての凱旋プレーとなりました。

さらに、宮里選手と同じ組には今や国内人気を支える一人となった、ライバル横峯さくら選手や去年の賞金女王、大山志保選手という豪華な3人が顔を揃えたことで、集まったのギャラリーの一番人気をさらいました。

ちなみに、過去の大会では宮里藍選手が優勝を飾った翌年の2005年の初日に集まったギャラリーの数は6,321人。ところが、藍選手不在の去年は4,037人と2,000人近くも減りました。

しかし、今年再び藍選手が大会に戻って来たこともあって、初日のギャラリーの数は人と過去最多の観衆となりました。

その熱い期待を受けた宮里藍選手のスタートホール1番は、パースタートでしたが、2番、3番と我慢のゴルフ。そして迎えた4番パー5でした。第3打をピンそばまでつけた宮里藍選手は、これを押し込んで初のバーディを奪います。

その後6番でボギーを叩いた宮里選手は、前半我慢のゴルフで折り返します。しかし、後半の10番と14番でもボギー。結局2バーディー3ボギーの1オーバーで初日を終え、トップと5打差の37位タイにつけています。

一方、同じ組で周った横峯さくら選手は、宮里選手が落とした6番でバーディーうばうなど、前半で2つバーディーを奪いますが、ボギーも3つ出し、出入りの激しいゴルフでした。

また、賞金女王の大山志保選手は、前半の4番、5番、6番で連続バーディーを奪いますが、トータル2アンダー、6バーディー4ボギーとこちらもスコアメイクに苦しんだ初日でした。

宮里藍選手に次ぐ、今年の注目選手、諸見里しのぶ選手。去年7月にプロ初優勝を飾った諸見里選手は、プロとして2度目、通算7度目のダイキンに挑みました。

前半、パットに苦しみ3番、5番でボギーを出したものの、気持ちを取り直し、迎えた7番。これで2個目のバーディーを奪った諸見里選手は、続く8番でも見せます。さらに、前半最後の9番では、待ち構えた大観衆の前でしっかりバーディーを決めて3連続バーディー。

これで勢いに乗ったかに見えましたが、後半に入って崩れ、結局4バーディー6ボギーのトップと4打差の21位タイで初日を終えました。