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ようやく着工、そして支援の輪が広がっています。

長雨による土砂崩れで未だに避難生活を強いられている中城村北上原の住民のため、仮設住宅の建設が始まりました。

仮設住宅の建設が始まったのは、中城小学校北上原分校のグラウンドで、きょうから一ヶ月かけて、プレハブ式平屋の住宅4戸が建設されます。

先月の土砂崩れで北上原地区の現場は未だ復旧のメドがたっておらず、9世帯26人が避難生活を強いられています。

仮設住宅の建設は県が災害救助法に基づいて実施し、公民館や親戚の家などで避難生活をしている4世帯12人が入居する予定です。

一方、この長雨災害に伴って、30店舗で募金活動を行なってきた琉球ジャスコがきょう日本赤十字社を訪れ、被災者の支援金105万円を贈呈しました。また中城、首里のそれぞれの現場で災害が発生した翌日からは避難生活を続けている住民に食料品や肌着を贈っています。

これに対し日赤沖縄県支部の比嘉事務局長は「一日も早く被災者に届けたい」と感謝の言葉を述べていました。