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この土日の夜、辺野古の基地建設に関連するとみられる作業車両がキャンプ・シュワブ内に入りました。夜中の動きに市民らは抗議し、逮捕者も出ています。

座り込みをする市民たち…。午前中に、コンクリート製の巨大なブロックやL字型の壁などの資材が運びこまれるという、さらなる搬入が懸念される動きがありました。資材を積んだトレーラーが基地内に入り、その日の夜…。

石橋記者「暗い夜の時間帯に辺野古の埋め立て工事関連と思われる車両が基地の中に入って行きます」

10日午後9時ごろ、資材搬入が始まり、翌日の午前3時までに、2台のクレーン車と20台のコンクリート・ミキサー車が次々と基地に入って行きます。この動きを聞きつけた市民らも現場に駆け付け搬入を止めようという市民と警察がもみあい現場は緊迫。

石橋記者「抗議をする人たちの反対の声をよそに、工事車両が基地の中に入って行きます」

「基地内の駐車場の整備のためのもの」だと説明する防衛局側に対し、市民らは「夜に搬入する必要があるのか」と反発。

抗議が続く中、現場では逮捕者が出ました。38歳の男性が警備員の顔を殴ったという暴行の疑いで現行犯逮捕されました。去年、7月以降、キャンプ・シュワブでの抗議行動で逮捕者が出たのは初めてです。

一夜明け…

大矢記者「闇討ちだと批判の声が上がった資材搬入から一夜明けました。現在は機動隊の姿はなくゲート前は静まりかえっています」

山城博治さん「びっしりとここどで車一台通さないという姿勢で臨めば、あとは県知事につないで、(承認の)取り消しか撤回かをしてもらう」「知事の判断を支える、後押しをするという意味で、現場は頑張りぬいて止める決意です。止められるはずです」

市民の反発を強めることになった夜中の搬入、今後、市民たちは24時間体制での警戒にあたるということです。