
西表島でスノーケリングをしていた60代の男性が溺れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。亡くなったのは東京都に住む67歳の男性です。
石垣海上保安部によりますと、男性は14日午前11時半ごろ、西表島にある月が浜ビーチ、友人の女性と共にスノーケリングを始めましたが、何らかの原因で溺れました。うつぶせの状態で浮いていたところをSUPで捜索していた男性が救助し、浜に引き上げましたが、心肺停止の状態で病院に搬送され、午後3時過ぎに死亡が確認されました。友人の女性は浜から泳いできた女性に救助されましたが、体調不良を訴え近くの病院へ搬送、命に別状はないということです。
2人は観光で島を訪れスノーケリングをしていましたが、海流が早く浜に戻れなくなってしまったということです。2人ともライフジャケットを着用していませんでした。
去年から中高年のマリンレジャー事故が増えていて、海保はライフジャケットの着用や体調管理に十分に気を付けてほしいと呼びかけています。